Xで、生成AIによって作ることが出来るようになった、イラストと素材について思うことを書いていこうと思います。
AI生成イラストとはそもそも何か?
単純にまとめると、「AI イラスト」は大量のデータを学習した人工知能が生成したイラストのことを指します。
膨大な写真やイラスト、有名な絵画などのあらゆる素材を取り込んだ AI は、一つ一つの特徴やスタイル、法則などを詳細に解析し、学習します。「言葉」、「情報」、「絵の描き方」や「画像の生成方法」を学習した AI に複数の画像を読み込ませたり、生成したい画像のイメージをキーワードや文章をプロンプト経由で伝えることにより、AI は学習に基づいて新たな画像を生成する、という仕組みになっています。
例えば、あらゆる「車」のイメージを学習させた AI はプロンプトに「小さくて黄色い車」と文章で指示を与えることにより、文章通りの特徴を持った車の画像を生成してくれます。より詳細に書けば書くほど、よりユーザーが描いているイメージに近づくことでしょう。
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これって、「手軽に絵が掛けて便利!!」「 自分の欲しい画像が見つかるじゃないか!?」など、いい点もあるのは事実なのですが、歓迎されない理由があるので見て行こうと思います。
AI生成とデジタルツールの違い
簡単に言えば、学習の元になったイラストを使って人工知能が学習してるのでは?
というところが問題になっています。
そもそもの違いはこうじゃないか?というのがあるので、書いていきます。
デジタルイラストもAI生成ではないの?
例えばですが、デジタルで描くイラストは、AIではないか?
そんな声も散見されますが、Clip Studio Paint、Photoshop、Procreateなどいろんなデジタルで描けるアプリやソフトが出てきました。
①アナログで言うなら「便利な形をした定規」です
アナログとの違いは、ある程度な描くための補助があること。
つまりは、「自分で手掛けることが必要」で、「ソフトやアプリ事態が描いてくれない」というのが事実としてあるので、あくまで補正が出来るだけでしょうか。
②付属する背景イラスト素材、有料イラスト素材など
背景イラストを有料素材や無料素材など、いろんなものを使えることもありますが、大前提として、権利者から許可を貰い使っているものになります。
これらを、アナログで例えるなら、「スクリーントーン」が近いのではないでしょうか?アナログ描写をする場合は、カッターで切って範囲を調整して、微調整をカッターでして綺麗なグラデーションを作ったりします。
スクリーントーンも種類豊富で、「花柄」「雪の結晶」「背景が描かれてあるもの」そういうものもありますので、近しいところというならここに当たると思います。
私の生成AIで作られたイラストと素材に思うこと
漫画の背景や資料にする為のフリー素材や素材市場はそもそも既に開かれているから、別にそれが生成AIによって出来るようになったことではないんだよな そして他者から無断で収集したデータを元に作っているせいで権利侵害性や数多の問題を抱えているのでほとんどの人は使ってない
— 倉井 (@akiikuradon) 2024年1月19日
私も、倉井先生と同じ意見ではあります。
というのも、著作権元に「予め許可を貰って制作されたものなのか?」が見えてこないものを使った場合、不利益を被るのは生成AIを使って描かれた素材を使ったイラストレーターになってしまうのではないか?
ましては、生成AIは学習元が必要になるツールです。
そのクリーン差、公平性が主張が出来ないから問題になっていると私は考えています。
現実問題:信用・信頼を生成AIは勝ち取れない
理由は、「学習元がフリーでやっていいもの」から学習しているとは限らないから。
誰かの描いたイラストを無断で人工知能に学習させて似たものを作らせているというのが問題。これらは、PixivやFantiaで出禁を食らうまで問題視されました。
そういう観点から、生成AIは認められていないが事実として出ています。
完成にかける時間のかけたイラストレーターさん自身に対しての価値がある。
また、イラストレーターさんは1つのお仕事を受け持つのに、「1時間かかる仕事でも、1時間ではない」のです。必ずしも、そこまでに至る時間がイラストレーターとして食べてる人は掛けています。それは何年分に相当するかわかりませんが、20年掛けた人も中にいます。
そういう努力を守るために著作権というものは存在するとも思います。
だから、簡単に無許可で学習するAI生成は認められてないし、それが証明できていないから勝ち取れない。そんなとこなのかなと思います。
生成AI使って制作していくのであれば超えないといけない問題
「AI生成の学習元として使っていいと言われているのか?」 または、「自分で描いたイラストを元に作り微調整してきたのか」と、公平に学習させた人口知能をもつものを用意する必要があります。
完成させるプリンターとしての機能ではなく、デジタルイラストと同じように、アプリとしての位置づけで最終的には使ったユーザーが上の公平を守り、表現が出来るのであればいいと思います。
ようは、信用されるようにするしかない。
今は、勝ち取れないから大人しく諦めてほしい。認められない。
おわりに
私は、AI生成については信用を得られないのであれば、リスクを持つことになるので、創作には、使わないほうがいいと思うので、AI生成イラストで使われた背景素材は、認められないのが事実だと思う。
著作権元が写真を撮ってきて、そこから素材を作りましたなら、権利元がはっきりするので、それだけ信用がある。
学習元が不明なことを解決する必要が、AI生成を使う際は、必要なのではないでしょうか?そこを考えて貰えたらいいな~と思います。
仕事はいずれAIに変わられるなら、そういったクリーンなところから、また描こうと思ったAI生成を使ったクリエイターが必要ということをまとめて言わせてください。
ここまで読んでくれてありがとうございました。ではでは。